5/30(日)13時〜17時までキャンプスキル訓練 パート2を行いました。
今回も青い空の下、まずは開会のセレモニーを行いました。カブ隊から上進してきたスカウトもいるので掲揚台の設置から国旗掲揚の仕方までBS隊全員で確認を込めて学びました。
次に今回のメインの一つである「タープ設営」を行いました。
タープ設営ではRS隊のK副長からペグの打ち方、効率のよくチカラを伝えるハンマーの握り方をしっかりと学びました。
今回のタープ設営ではスカウト全員で協力して立てましたが、K副長ぐらいになると、今回の大きさであれば、あらかじめ距離を測り、ペグ打ちをして、1人で設営できるようになるとのことです。
タープ張りの次は「刃物の扱い」です。先週の班集会で学んだ知識を発揮する時がやってきました。最初は間違い探しです。Y上班がいくつかの間違った方法で薪割りをします。スカウト達は間違いを発見したら手を挙げて間違いを指摘します。
すぐわかる間違いもあれば、なかなか気付かない間違いもあり、ナタが地面に突き刺さってしまう場面も。
一通りおさらいできたところで、次はスカウトが薪割りを実践しました。
皆初めての薪割りで恐る恐る割っていましたが、最後の方はコツを掴んできて、細かく割ることが出来ました。
最後にスカウト達で割った薪を使った「火起こし」です。火起こしも最初は間違い探しから始まりました。
K副長が間違いを散りばめた火起こしをします。こちらもなかなか難しかったようで、最後までK副長は素手のままでという重大な間違いが発見できなかったです。
注意ポイントのおさらいが出来たところで、次はスカウト達の番です。新聞紙に火をつけるのは簡単でしたが、薪になかなか火が点かず、細い薪の必要性を実感したスカウト達でした。
火がついたら飯ごうでお湯を沸かします。火の調節や薪の位置変え等を副長から教わりながら何とかお湯が沸きました。
沸いたお湯でブタメンを作ってみんなで美味しくいただきました。自然の中で食べるブタメンはいつもとひと味違っていました。
ブタメンを食べていると、予報にもなかった雨が急に降り出してしまいました。しかし、スカウト達は慌てることなく、最初に張ったタープを利用し、雨の中でもできる活動をして雨宿りをしていました。
活動拠点として備えておくタープの必要性を身をもって体験出来ました。
雨は30分ほどすると止み、活動を再開しました。
スカウトでは、片付けを撤収ではなく、撤営(てつえい)と呼び、撤営までが設営であることを学びました。
隊長の総括
コロナ禍で経験値の少ないスカウトが多いですが、夏キャンプに向けてキャンプに最低限必要なスキルを身につけ、特に今回はきちんと使えばとても便利だが、使い方を一つ間違えばとても危険な刃物と火の扱いの基本を理解して実践することが必要です。
1コメント
2021.06.14 07:39